【脱会社】に必要なセンス(時間管理と優先順位)

 

Illustration by macrovector

定年まではなんとか我慢して会社で働こう。今の年齢では転職は難しいからなんとか現在のポジションを死守しよう。「退職後にしたいことをするために今は耐えるときだ」と思っていませんか?退職がゴール「しがらみからの開放」その考えはどこから来たのでしょうか。退職してパッと未来が明るくなる、切り替わるという考えは正しいのでしょうか?現状から抜け出そうと試行錯誤しているあなたへ、よりよい人生にするためのセンスについてお伝えします。

今後も、理想の未来へ近づく方法についてお話しますので、内容がいいと思っていただけたらぜひ「お気に入り登録」をお願いします。今回は「生きるセンス」チェックリストを用意しました。

<記事を読むメリット>
優先順位の付け方がわかる
時間の概念がわかる
今後の準備にとりかかれる

<読んでほしい人>
人生を変えたい人
会社に頼らず人生を切り拓きたい人
時間がない中でも何かを頑張りたい人
会社に尽くすのに疲れた人

内容に入る前に…一つだけ前提をお話します。

この記事では、人生に変化を起こすためのヒントをご紹介します。しかし「あなたはあなたのままでいい」という考えが大前提です。誰かのために変わらなくてもいいし、無理に何者かにならなくてもいい。重要なのは「変わりたいなら今と同じ行動では変化は起きない」ことを知り、現実(事実)を直視する(受け入れる)こと。そして行動すること」です。大丈夫です、忙しい中このような記事を読んでいるあなたは既に変わり始めています。では!早速ですが、チェックリストをご覧ください。

生きるセンスチェックリスト

あなたは…
1)行動力(実行力)がある
2)継続力がある
3)忍耐力がある
4)過程を楽しめる
5)自分を信じている
6)決断力がある
7)対話力がある
8)2割を見極める力がある
9)損して得を取る力がある
10)語学力がある

「そんな力ない!」と嘆かないでください。すべて兼ね備えていたら超人です。あなたはあなたのままでいい。今のあなたを少しずつグレードアップさせていきましょう。筋力と同じで心も鍛えることが出来ます。今日から少しずつ心の、センスの筋トレを始めましょう。

優先順位のつけ方

家を建てる手順は?

突然ですが…想像してみてください。あなたは屋外で作業をしています。今から家をつくるのです。どこからつくりましょう?土台から?次に柱、壁…。工程に熱中していると、急に雨が降ってきました。あたり一面水びたしです。しばらく降り続き雨が止みました。どこから作業を再開しますか?作業を開始して数分後、再び雨が降ってきました。その時あなたは?ここで答えていただきたいことがあります。

質問)あなたは、いつ屋根をつくりましたか?

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「時間がない」と思うのは何故?

<結論>
時間がかかっても重要なことを先にする
他人を優先しずぎない
愚痴るにも時間を使う
重要:優先順位をつける基準知る

緊急ではないが価値のあるもの

質問)あなたは、いつ屋根をつくりましたか?

屋根をつくるのは、時間がかかりますし簡単ではありません。電気や他の作業との段取りもあります。作業中に電話がかかってきて優先して対応することもあるでしょう。目先のことに囚われてそちらを先に行ったり、簡単に出来そうなことから手をつけて済ませる。だから、結果的に屋根をつくるのが後回しなってしまった。実は、その手順が多くの作業を生み出しています。

<屋根がないと増える作業>
雨が降るたびに…
濡れたものが乾くのを待つ乾かす、拭く
濡れないように移動させる
濡れないようにシートを掛ける
使えなくなったものを買い換える等

残念ながら、現実世界でも同様の現象が起きています。

今日中にしなければいけない重要な項目を急な電話に中断されたり、上司のペースに合わせて作業工程を変えなければいけなくなったり。やらなければならないとわかっているけれど「難しい時間がかかる物事」を避けたり。先程のお話は、優先順位つけを阻害する要因を「雨」に例えてお話しました。

時間管理マトリクス

ティーブン・R・コヴィーによって1996年に出版された書籍「7つの習慣」に優先順位づけについて興味深い解説がされています人は緊急なことや自分が得意なこと、目についたことを優先してしまう傾向があり、結果的に本来やるべきだったことを後回しにしたり、行動の能率を下げてしまうケースも少なくない」


時間管理マトリックスでは、「重要性(物事の効果性や本質に関わるどうか)」と「緊急性(早急な対応が必要か)」の2軸を使って、タスクを4つの領域に分類します。最も大切なのは第2領域です。第2領域には「価値」ある行動が該当し、将来に向けた計画や投資、自己投資、人間関係づくり、心身のメンテナンスなどが該当します。

最優先に考えるべきは、あなたの人生です。あなたの愛する人を幸せにするためにも「あなたの人生(=時間)」を優先するさせましょう。自分を一番幸せにできるのは自分。好きなことも嫌いなことも苦手なことも、自分のことならあなたが全部知っている。誰かの真似をして着飾っても模倣になりますが「あなたの考え」を優先して行動することが、あなたらしい生き方をするということ。退職を待ちわびるのはやめて、今から優先順位を練り直しましょう。なぜ「退職まで」と区切るのでしょうか?退職神話に、根拠があるとなぜ思うのでしょうか?

自分のために動きたい⇒時間がない⇒会社に忙殺されていく⇒不安が残る
どこで、どうこの連鎖を断ち切ればいいのかわからない。社員だからといって安心できない世の中。会社なしでも稼げる状態に今からしておくことが重要です。お金がすべてありませんが、あれば心の安定は保てます。定期的に給与をもらっている、安定がある今だからこそ会社にいる内に行動するのです。収入が安定しないと資金面にばかり気をとられます。いざ退職という日になって「何も準備していない」と嘆かないですむように。

辞めたい辞めたいと言ってやめられないのなら、愚痴をこぼす体力を他に使うことをかんがえましょう。その方があなたのためになります。会社の上司に腹を立てる体力も、無理して残業してこなす仕事も、残念ながらあなたの人生を変えてはくれません。一番早いのは「自分が変わる」こと。

急に人生は開けたりはしない

ではどうするか?⇒今から準備しましょう。失うものはない。周囲からは、あなたの見た目・現状は変わらない。考え方を少し変えて優先順位を変えて行動を変えるだけ。あるものを有り難いと思いつつ、密かに今後についての準備を開始しましょう。

今から始められること

大切なのは時間の使い方。
⇒人生80年:1年の80回分、1年は1日の集まり、1日は1秒の集まり。

人生80年として、80年×365日=29,200日です。あなたはが30歳なら80歳までは、残り50年×365日=18,250日。30歳以上なら残された時間は、それより少なくなります。いや、ちょっとまってください。80歳まで健康だと思いますか?身体は動く?視力は?体力は?いつまで元気でいられるでしょうか?

会社に頼らない準備のすすめ

①人生の主導権は自分で握る
個人事業主になったつもりで考える
⇒人生の優先順位を決める。
居場所(人間関係)・体力(メンタル)・資金

勤めている利点を活かす、実は恵まれていることに気づく
・税金の計算をしてくれる
・福利厚生
・有給休暇
・時間管理
・目標達成
有識者からの助言
・同僚の存在(独立したら味わえない)

③会社で得らるスキルを学び尽くす
⇒仮に1年後に辞めると想定すると…
は?学習支援制度で資格が取れないか?周りの詳しい人から技を盗む。まとめるなどのノウハウを学べないか?

④辞める日を想像する
会社にいる利点を認識する⇒辞めたら今後味わうことのない煩わしさを味わっているんだと思うとストレスも減る。仮に1年で辞めるとして…すべてを覚えるつもりで、自分の会社で活かすつもりで勤務する。

⑤辞めた後の収入源を確保する
⇒転職市場を知る、投資の知識を得る、ブログに注力する。独立⇒収入が安定するまでは、会社という後ろだてをもちつつ戦略を練る

生産性を考えて動く
⇒時には生産性ばかりを優先させない
⇒緊急性ではなく重要度で決める

腹をくくる

生きるセンス

・自分を無条件に信じる力
・決断力(捨てられる力)
・決めたことを正解にできる力

・損して得を取る力(目先の得より未来の利益)
・ネガティブでも継続して実行できる力
・対話力:聞いて理解する力、広い視野、自分とも対話できる力
・英語力:情報を早く入手する力、人間性を深める要素

行動しなくては何も変わりません。実は、何もしないというのも「しない」という行動。しかも結果をあなた以外に委ねるという決断です。他人は変えられない、でもあなた自身の行動は決められます、変えられます。行動が変われば結果が変わる。可能な限り結果はコントロールしましょう。行動してこそ理想に近づくのです。未来は「今」の連続です。今日一日の充実が数年後の明日に続いています。

パレートの法則

「全体の大部分(80%)は一部の要素(20%)が生み出す」という考え方

パレートの法則の身近な例
売上の8割は、2割の顧客から得ている
成果の8割は、業務の2割から生まれている
ブログ収益の8割は、2割のサイトから発生する

【第二領域】「価値」の充実を図りましょう。
⇒2割を重要視して8割の中から削減できるものを見つける⇒自分のために時間を使う

*あなたにとっての重要な「屋根」は何か?

最後に…

思考が変われば行動が変わります。意識して行動を決定しましょう。行動する前に「生産性が高いか?」を考える癖をつけてください。そうすれば、自ずと動くのか休むのか、どう動くのが得策か判断できるようになります。考えた末の「意味あるダラダラした時間」なら尊重します。自分を責めない、あなたはあなたの味方でいてください。

⇒海外ドラマを観た⇒ダラダラした⇒でもリフレッシュした⇒思考が切り替わって、ストレスが減った⇒生産性があがった。ならOKです。

その行動は、あなたの夢に繋がっていますか?

我慢の多い生活での不安が少しでも和らいだら幸いです。会社のためではなく、ご自身のために生きる「あなたの明るい未来」を応援しています。今後も「自分軸で生きること」について解説します。よろしければ、お気に入り登録をお願いします。それでは、また次回。

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