【収益直結?!_第2回(全5回)】超重要ブログマネタイズ構造_逆算思考と収益目標達成戦略

会社での昇給は見込めないから副業を頑張りたい、自分で人生を切り開きたいからブログをはじめた、だけど考えていたより収益につながらない。楽に報酬を得られると思ったのにブログで稼げない。もうブログ運営辞めようかな…そんな風に自暴自棄になってはいませんか。

そんなあなたに、「収益に直結するブログマネタイズ構造」について5回に渡って解説します。少し長くなりますが、ブログを続けるにあたって今後も留意したい重要なポイントを詰め込みました。知っているのと知らないのでは大違いです。

辞めるのは何時でも出来ます。どうするか決めるのはあなたの自由です。でも、あと少し、この記事を読んでブログ作成を頑張ってみませんか。

今回は、第2回「逆算思考と目標達成戦略」についてです。

＜記事内容＞
第1回　注意すべき2つの広告
第2回　逆算思考と収益目標達成戦略
第3回　少数記事勝負団体スポーツ的発想
 第4回ブログ資産
 第5回　すきま時間と効率化

＜この記事を読むメリット＞
ブログマネタイズ思考が身につく
ブログ報酬目標達成戦略が立てられる
ブログの力の入れどころがわかる

ブログ改善チェックリスト　　　　　
逆算思考と目標達成戦略
＜注意＞
月1万円戦略
ASPについての考え方２つ
主なASP会社
まとめ
最後に…

＜読んでほしい人＞
会社＜副業でセミFIREを目指したい人
時間がない中でもブログを頑張りたい人
会社に頼らない生き方がしたい人

※日常生活の出来事に置き換えて、ブログ初心者の方へも分かりやすく説明していきます。

まずはチェックリストをご覧ください。それぞれの内容については、後程じっくり解説します。では、早速はじめましょう！

ブログ改善チェックリスト　　　　　

ブログに取組む上であなたは…

1）収益目標を数値化している
2）戦略的に広告を配置している
3）アクセスのみを重視していない
4）目標額達成に必要なPVがわかる
5）ターゲット(読者層)を設定している

これから、ブログ運営に関わる考え方ご紹介します。収益目標についての戦略もお話しますので、少しお付き合いください。

逆算思考と目標達成戦略

＜結論＞
記事作成前の戦略がなにより重要
月1万円：Googleアドセンス「3万3,000以上のPV」必要
月1万円以上の収益を目指すなら「報酬単価重視」
広告は出口

毎日更新して記事を量産し、すべての記事に広告を貼り付けてはいませんか？
「なんとなく」でブログ運営を進めると残念ながら挫折します。

現に、アフィリエイトマーケティング協会が行っている調査によるとブロガーの約3割は収入がありません。また、月収5,000円未満の層を合わせると全体の約6割にのぼります。収入ゼロから抜け出したい！同じ労力を掛けるのであれば、効率よく最小の力で最大の報酬を得たいと思いますよね。戦略を考えて着実に収益を得られるブログに変えていきましょう。

月1万円稼ぐのに必要なアクセス数をご存知ですか？

Googleアドセンス：＝広告単価ワンクリック平均約20〜30円
Amazon・楽天などの物販＝商品価格の平均約3％(2%〜10%)

第1回でもお話しましたが、GoogleアドセンスとAmazonアソシエイトの広告使用には注意が必要です。なぜなら「単価が安い」からです。

１PVあたりの単価(1回サイトを表示させた際の単価)は、「約0.2〜0.3円」です。
⇒ブログ全体の「収益金額÷PV数」　※PV(ページビュー):何回表示されたか

0.3円として…
1万PVで3,000円、3万PVで9,000円、33,333PVで9,999.9円
10万PVで30,000円、30万PVで90,000円、100万PVで300,000円　　　　　　　

1万円の収益を得るために「3万3,000以上のPV」が必要です。記事数にもよりますが、知名度のあまりない中小企業の場合でも、月間1万PVが成功の目安と言われています。「1記事に複数の商品広告を使用するから大丈夫！」という声が聞こえてきそうですが、記事内容と商品が合わない場合や不自然な売り文句は、読者に違和感を与えます。
競合他社がひしめく中、3万PV以上の獲得は容易ではありません。SEOやSNSを駆使したとしても、PV獲得までに数年頑張る覚悟は必要です。「100万PV超で報酬30万円」をどう思いますか？この「Googleアドセンス広告のみに頼る」やり方は、正直かなり利益率が低いと言えます。

次に、物販についてです。商品額の平均約３％が報酬となります。10,000円のものを1個売る試算すると…　10,000×0.03＝300円　100個販売して30,000円です。1万円のものは、そうそう売れませんので、1万円より単価の低い商品を販売することが多く、その場合さらに収益が低くなります。そもそも、毎月100個売れるでしょうか？以上の理由から当ブログではASP広告を推奨しています。

＜注意＞

当ブログは、Googleアドセンスや物販広告を否定しているわけではありません。掲載する商品については比較的記事が書きやすい傾向にあり、気軽に貼れるのが「物販広告」の利点です。大切なのは広告の種類とバランスです。ブログを頑張るあなたには、それ相応の収益を得てもらいたいとの思いから「ASP広告」を推奨しています。

そして、もう1つ気をつけていただきたいポイントがあります。それは「広告は出口だ」ということです。クリックと同時に読者は、あなたのサイトを離れていきます。広告の位置には十分な配慮が必要です。くれぐれもご注意ください。

月1万円戦略

⇒ASP広告にしましょう！報酬単価を意識してください！

ここからは、月に1万円の報酬を得ることを想定して解説します。

①数値で考察する
クリック率は、ほぼ決まっています。「100人見て1人が買う」平均は１%です。
(これをコンバージョン率1%といいます)

②報酬単価重視
報酬単価1,000円×10個売る＝10,000円！
報酬単価5,000円×2個売る＝10,000円！

③何人見てくれたら10,000円いくのか？
報酬単価1,000円×10人(1,000人見て×１％購入)＝10,000！
報酬単価5,000円×10人(200人見て×１％購入)＝10,000！

④1日あたりのサイト閲覧人数の目安は？
報酬単価1,000円：1,000人÷30日＝約33人
報酬単価5,000円：200人÷30日＝約7人

⇒いかがでしょうか。気持ちが少し軽くなって希望が湧いてきませんか？
報酬が5,000円だと、2人に購入してもらえれば目標額(1万円)を達成できます。また、単価が5,000円以下になると2人以上の購入を目指さなければいけないことが分かります。

この「PVと報酬単価の関係」を意識しているだけでも「がむしゃらに記事を書いて疲労だけが残る」という状態を避けられ、無駄な努力をしなくてもよくなります。記事数が増えると掲載できる広告数が増え「PV×報酬×記事数」で状況はさらによくなります。

★単価報酬・記事数・PVをあなたのブログに置き換えて、考えてみてください。

＊改善点の考え方＊
報酬が低い⇒コンバージョン率を上げる、集客を伸ばす
コンバージョン率が低い⇒報酬単価の高い広告への変更を検討する
重要：内容の濃い記事をつくる、読者ファースト思考

⑤ターゲット(誰に売るのか？)
既婚者より独身者の方が自由に使えるお金があります。学生よりも社会人、20代よりも30〜40代以上をターゲットとした方が収益性は高くなります。何か(ダイエット・英語の勉強など)を始めようとしている人も「やり方や悩み」をネット検索することが多く、行動しない人に比べて購買意欲があります。イベント時期・流行によっても購買意欲は左右されます。記事(文章)と商品とターゲットの組み合わせが重要です。

ASPについての考え方２つ

・既存単価を追求する(複数のASPを使う)
・ASPとの関係を密にする(特別単価を狙う)

あなたのサイトから多くの成約が発生し、ASP会社に認知されるようになると「特別単価」が採用されることがあります。多くの人に閲覧されるので「通常より多くの報酬で広告掲載をお願いします」という契約に変わるのです。特別単価への切替基準は、ASP会社によって異なります。そこで、2つの選択肢が生まれます。

＜選択肢＞
1）もっとも「報酬単価がよいASP」を選ぶ
⇒複数のASP会社と付き合う

2）ASP会社1社あたりの「成約件数」を増やす

⇒少数のASP会社との関わりを密にし「特別単価」を狙う

「特別単価」を得るためには、結果を出さなければいけません。発生注文件数が交渉材料となりますが「このサイトに投資すれば、さらに成約件数が多くなる」と広告主を納得させることが不可欠です。上記選択肢のどちらが正解ということはありませんが、少しでも報酬が高い方が毎月の収益が安定します。ASP会社とどう付き合うのか、検討の上で広告を選ぶようにしたいものです。